避難所運営委員会打ち合わせ会議 (階上町)

避難所運営訓練を通した地域コミュニティ再生事業

あおもり被災地の地域コミュニィチィ再生支援事業実行委員会主催の「避難所運営を通じ、地域における中学生(若い世代)の係りを学ぶ」事業は階上町において、運営委員26名が参加して開催されました。階上町の運営委員は全員「防災リーダー塾」の受講生です。

小山内実行委員長から男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営の必要性や被災の事態、多様な立場の人々への対応、自分の地域は自分たち守ることなど、リーダー塾で学んだことを活かして訓練をして行きましょうとの挨拶がありました。

次に訓練当日の実施内容の確認として、今年の訓練は、某仏中学校生徒99名と教職員、地域住民、運営委員で総勢150名以上の参加が見込まれ、中学生は授業の一環として参加するということを確認しあいました。

 

そして、運営委員長に追越地区の中島孝一さんが選出され、総務情報班、物資施設管理班、要援護者女性配慮班、衛生班に分かれ、それぞれの班の活動内容について打ち合わせを行いました。

階上町の訓練は、2年目ですが今年は中学生と一緒ということでとても楽しみです。中学校も授業の一環として実施する等、全面的なご協力を得られたことは、たいへん意義深いと思います。

また、運営委員も各行政区から自主防災組織組長、婦人会、赤十字奉仕団、ほのぼの交流協力員、民生委員など、いろいろな立場の方々で構成されており、町の担当者の熱意が伝わってきます。

9月7日(月)避難所運営訓練当日は12時15分集合。

  • 実施風景
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開催概要

日時 平成27年8月29日(土) 14:30~15:30
場所 階上町道仏公民館
参加者 階上避難所運営委員他  26名

男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取組み記録

男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録 表向きは「安心避難所運営訓練」という防災訓練ですが、本事業の意義は男女共同参画の視点を持つ住民の育成とまちづくりです。固定的な性別役割分担意識に起因する困難が様々に生じた被災体験に学び、誰もが安心して暮らせるコミュニティーとしての再生を、住民自身の手で果たせるようになることを最終目的として取り組んできました。
この「4年間の取組み記録」を参考にし、今後、沢山のまちや地域で「安心避難所づくり」に取組まれ、災害・復興における住民主体のコミュニティの再生に繋がることを祈念するものです。

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男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録

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第1章 4年間の事業展開 第2章 避難所運営訓練を通じた学習成果 第3章 「学び」から「実践」へのプロセスの成果 第4章 寄稿 地域における取組みの成果と今度 第5章 まとめ 新聞から見る取組み 実行委員会名簿

「安心避難所づくり」実施モデルカード

平成27年度に3市2町で実施した「避難所運営訓練」を、実施主体・形態の違いなどを示した実施モデルカードを作成しました。各自治体や自主防災組織がそれぞれの地域の特性にあった形を選択し、参考にしていただければと思います。
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』 東日本大震災から4年。その教訓を次につなげるために取り組んだ、「男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』」。  その目的は、(1)研修や実践を通して、男女のニーズの違いへの配慮等が避難所生活において必要であることなど、男女共同参画の視点からの災害対応について理解を深める。(2)災害時における女性の参画と女性リーダーの育成をめざす。  取組んだ「避難所運営訓練」により、参加者それぞれの気づきや体験のひとつひとつが男女共同参画社会の形成につながることを実感できました。3年間の取組みや成果をまとめましたので、ぜひ、ページを開いていただければ幸いです。
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

「安心避難所づくり」ハンドブック 東日本大震災を契機に、防災・復興の各段階において、男女のニーズの違いなど男女双方の視点に配慮した体制づくりの必要性が再認識されました。
県は、青森市及びおいらせ町において住民の方たちと一緒に「安心できる避難所づくり」をテーマにワークショップを実施し、男女共同参画の視点から防災・復興における課題解決に取り組んだ結果を反映させ、このハンドブックを作成しました。
御活用に当たっては、青森県ホームページよりダウンロード可能です。 青森県庁HP 男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

安心できる避難所づくりヒント集避難所生活が長引いた時、少しでも心地よい環境づくり、多様な人たちに配慮した避難所運営ができるよう、訓練を繰り返すことが大切です。
そして、それは地域のリーダーの育成と地域コミュニティの再生にもつながります。 男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

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