三沢市避難所運営訓練
避難所運営訓練を通した地域コミュニティ再生事業
あおもり被災地の地域コミュニティ再生支援事業実行委員会主催の「ヒント集を活用した避難所運営訓練」の三沢市における避難所運営訓練を三沢市立第五中学校で実施しました。
この訓練は三沢市総合防災訓練の一部として実施し、訓練には避難所運営委員のほか地域住民や三沢市立第五中学校の1年生が参加しました。
訓練は、総務情報班の皆さんによる当日参加者の受け入れからスタートしました。当日の参加者が全員そろったところで、小山内委員長が訓練の趣旨や安心できる避難所運営のポイントなどを講義し、各班の避難所運営訓練を始めました。各班のリーダーは避難所運営委員の皆さんが務め、当日参加者や中学生と一緒に訓練を進めました。男性運営委員ばかりの給水・給食班によるアルファ化米のデモンストレーションも防災士の指導を受けながらしっかりと完成させて、美味しい昼食を食べることができました。要援護者・女性配慮班は女性配慮スペースや要援護者スペース、洗濯物干し場づくりなどを中学生と一緒に作り上げました。物資・施設管理班は防災士の指導を受けながら、避難所スペースづくりや数の少ない物資配付の方法などを検討しました。総務情報班は中学生も意見を出し合い、避難所生活を円滑に過ごすためのルールを検討しました。
訓練終了後には、避難所運営委員によるふりかえりワークショップを行い、訓練をふりかえり感想や意見を出し合い、「女性・高齢者・子どもが主体的に運営する全員参加型の明るい避難所」と「みんなにやさしくルールを大切にする避難所」の二つの避難所運営方針を定めました。
訓練のプログラム・ギャラリー
開催概要
日時 | 平成26年10月5日(日)8:30~14:10 |
---|---|
場所 | 三沢市立第五中学校 |
講師 | あおもり被災地の地域コミュニティ再生支援事業実行委員会委員長小山内世喜子 |
参加者 | 90名 |
参加費 | 無料 |
託児 | なし |
男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取組み記録
この「4年間の取組み記録」を参考にし、今後、沢山のまちや地域で「安心避難所づくり」に取組まれ、災害・復興における住民主体のコミュニティの再生に繋がることを祈念するものです。
全データダウンロードはこちら
男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録各章ごとのデータダウンロードはこちら
第1章 4年間の事業展開 第2章 避難所運営訓練を通じた学習成果 第3章 「学び」から「実践」へのプロセスの成果 第4章 寄稿 地域における取組みの成果と今度 第5章 まとめ 新聞から見る取組み 実行委員会名簿「安心避難所づくり」実施モデルカード
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
・おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
・青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
・三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
・八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
・階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み
男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック
県は、青森市及びおいらせ町において住民の方たちと一緒に「安心できる避難所づくり」をテーマにワークショップを実施し、男女共同参画の視点から防災・復興における課題解決に取り組んだ結果を反映させ、このハンドブックを作成しました。
御活用に当たっては、青森県ホームページよりダウンロード可能です。 青森県庁HP 男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック
男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集
そして、それは地域のリーダーの育成と地域コミュニティの再生にもつながります。 男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集