「カラーセラピーで心の声を聴いてみよう!」
~自分と向き合うやさしい時間~

地域住民の学びと交流の場事業

講座は「講義」「個人カラーセッション」「コラージュ作り」と“色”を基本にした参加者体験型講座となりました。

講義では色と企業カラーの関係や、「真っ赤なウソ」などと言葉におきかえられた時のイメージなど、身近にある「色」が持つメッセージを改めて学び色の力に気づくことができました。

個人カラーセッションはカラーセラピストの武川千絵子さんと平山亜矢子さんの2つのブースにて一人8分程度の時間で行われました。自身が選んだ3本のカラーボトルから伝わってくるメッセージを聴き「新しい自分が発見できました」「今の気持ちそのまま表れてました」など、参加者は色を味方につけることで自分の内面を探りさらに自分の強みを活かし前向きな気持ちになった様子が伺えました。

コラージュ作りでは思い思いに雑誌をめくり自身の心にひびく写真や言葉などを夢中でさがし切り取っていました。童心に戻り、懐かしい気持ちで夢中になり時間のたつのも忘れてしまったという参加者もいました。最後に出来上がった作品を見ながら隣同士で感想をシェアします。コラージュでも夢や自分磨き・学びなどを知ることができ武川さんの説明に大きな笑い声や、うなずきなど講座の目的である「心の声を聴き自分と向き合うやさしい時間」をすごすことができたようです。

また福島県外避難者との「おしゃべりカフェ」は、慣れない土地での生活からくる孤独感や将来の見通しへの不安などが話されました。また子育ての悩みでは、「津軽弁と話し言葉が違うので、友達との会話におっくうになっている」子どもの様子も語られ、親として心配しているという話も出ました。今後もこのような機会を設けて、日頃の悩みや不安を共有し、一歩前に進めるような機会になればと思いました。

  • 実施風景
  • 実施風景
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開催概要

日時 2014年3月15日(土)13:00~15:15
場所 アピオあおもり 2階 小研修室1,2
講師 武川千絵子、平山亜矢子
参加者 15名
参加費 無料
託児 3名

男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取組み記録

男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録 表向きは「安心避難所運営訓練」という防災訓練ですが、本事業の意義は男女共同参画の視点を持つ住民の育成とまちづくりです。固定的な性別役割分担意識に起因する困難が様々に生じた被災体験に学び、誰もが安心して暮らせるコミュニティーとしての再生を、住民自身の手で果たせるようになることを最終目的として取り組んできました。
この「4年間の取組み記録」を参考にし、今後、沢山のまちや地域で「安心避難所づくり」に取組まれ、災害・復興における住民主体のコミュニティの再生に繋がることを祈念するものです。

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男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録

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第1章 4年間の事業展開 第2章 避難所運営訓練を通じた学習成果 第3章 「学び」から「実践」へのプロセスの成果 第4章 寄稿 地域における取組みの成果と今度 第5章 まとめ 新聞から見る取組み 実行委員会名簿

「安心避難所づくり」実施モデルカード

平成27年度に3市2町で実施した「避難所運営訓練」を、実施主体・形態の違いなどを示した実施モデルカードを作成しました。各自治体や自主防災組織がそれぞれの地域の特性にあった形を選択し、参考にしていただければと思います。
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』 東日本大震災から4年。その教訓を次につなげるために取り組んだ、「男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』」。  その目的は、(1)研修や実践を通して、男女のニーズの違いへの配慮等が避難所生活において必要であることなど、男女共同参画の視点からの災害対応について理解を深める。(2)災害時における女性の参画と女性リーダーの育成をめざす。  取組んだ「避難所運営訓練」により、参加者それぞれの気づきや体験のひとつひとつが男女共同参画社会の形成につながることを実感できました。3年間の取組みや成果をまとめましたので、ぜひ、ページを開いていただければ幸いです。
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

「安心避難所づくり」ハンドブック 東日本大震災を契機に、防災・復興の各段階において、男女のニーズの違いなど男女双方の視点に配慮した体制づくりの必要性が再認識されました。
県は、青森市及びおいらせ町において住民の方たちと一緒に「安心できる避難所づくり」をテーマにワークショップを実施し、男女共同参画の視点から防災・復興における課題解決に取り組んだ結果を反映させ、このハンドブックを作成しました。
御活用に当たっては、青森県ホームページよりダウンロード可能です。 青森県庁HP 男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

安心できる避難所づくりヒント集避難所生活が長引いた時、少しでも心地よい環境づくり、多様な人たちに配慮した避難所運営ができるよう、訓練を繰り返すことが大切です。
そして、それは地域のリーダーの育成と地域コミュニティの再生にもつながります。 男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

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