平成23年3月11日の東日本大震災以降、防災の取組みを進めるに当たっては、性別にかかわりなく持てる能力や男女のニーズの違いを把握して進めることが必要であり、女性の持つ能力の活用が不可欠であるといわれています。
あおもり被災地の地域コミュニティ再生支援事業実行委員会は、「第3次あおもり男女共同参画プラン21」の地域、防災・環境その他の分野における男女共同参画の推進(重点目標12)に基づき、東日本大震災の教訓を生かしながら、男女共同参画の視点を取り入れた防災・復興に取り組むことで、地域コミュニティの再生を図り、(1)防災(復興)対策分野及び被災地現場における方針決定過程への女性の参画の推進 (2)男女共同参画の視点を取り入れた防災(復興)支援対策の充実を目指すものです。
事業の目的及び期待効果
- 目的
- 被災地の地域コミュニティ再生への支援
- 地域コミュニティの活力の向上
- 「防災・復興への男女共同参画の視点の必要性」への理解
- 多様性配慮の避難所運営の理解
- 女性の人材育成
- 期待される効果
- 将来発生する災害時対応への利活用
- 新たな「学びの場」「交流の場」の創出
- 被災者の自立支援
- 主体的に動ける人材育成
- 女性リーダーの育成
- 男女共同参画社会づくり
男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取組み記録

この「4年間の取組み記録」を参考にし、今後、沢山のまちや地域で「安心避難所づくり」に取組まれ、災害・復興における住民主体のコミュニティの再生に繋がることを祈念するものです。
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男女共同参画の視点を取り入れた『安心避難所づくり』4年間の取り組み記録各章ごとのデータダウンロードはこちら
第1章 4年間の事業展開 第2章 避難所運営訓練を通じた学習成果 第3章 「学び」から「実践」へのプロセスの成果 第4章 寄稿 地域における取組みの成果と今度 第5章 まとめ 新聞から見る取組み 実行委員会名簿「安心避難所づくり」実施モデルカード
平成27年度に3市2町で実施した「避難所運営訓練」を、実施主体・形態の違いなどを示した実施モデルカードを作成しました。各自治体や自主防災組織がそれぞれの地域の特性にあった形を選択し、参考にしていただければと思います。
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
・おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
・青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
・三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
・八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
・階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施
※ご自由にダウンロードしてお使いください。
・おいらせ町:地域住民が主体となりながら運営委員会で事業内容を練り上げていく
・青森市:町内会の女性が中心になりながら組織された運営委員会
・三沢市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民ととも手に実施
・八戸市:公民館を拠点にし、自主防災会が中心となって地域住民とともに実施
・階上町:中学校の学校行事に位置づけながら住民とともに訓練を実施
男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み

男女共同参画の視点を取り入れた『安心できる避難所づくり』3年間の取組み
男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック

県は、青森市及びおいらせ町において住民の方たちと一緒に「安心できる避難所づくり」をテーマにワークショップを実施し、男女共同参画の視点から防災・復興における課題解決に取り組んだ結果を反映させ、このハンドブックを作成しました。
御活用に当たっては、青森県ホームページよりダウンロード可能です。 青森県庁HP 男女共同参画の視点を取り入れた「安心避難所づくり」ハンドブック
男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集

そして、それは地域のリーダーの育成と地域コミュニティの再生にもつながります。 男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくりヒント集